ThinkPad 240/X40/X60 リニューアル高速化の実験 No2

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    ThinkPad リニューアル 高速化 プチフリ 対策 プチフリバスター Windows2000 に入れる
     今回は実際にHDD->SSDの換装してプチフリバスターをWindows2000に入れてみる。
     単純な乗せ換えだけで劇的な高速化が計れる事も判ってきた。
     技術の変化は恐ろしいと実感したし、この10年間は何であったのかとも疑問に思われた。

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     今回採用したCFD製SSDの化粧箱の抜粋。
     Writeが最大秒速85Mバイト、Readが68Mバイトとのことだ。
     後述するが、ThinkPadに入れていたHDDが秒速16Mバイト程度、、、これがこの10年の変化かもしれない。


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     ThinkPadはHDDの交換がすこぶるやり易い。初めから簡単に交換できるようにできている。
     本体の裏側のネジを2つ外せば交換できる。


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     これはフタを完全に抜き取った状態。
     HDDはフタにネジ止めしているので同時に抜ける。


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     外したフタを引っくり返した所。
     このフタにはHDDが張り付いている。
     HDDは、もともとは20GBだったのだが、2000年頃に30GBに換装している。このHDDにはWindowsMeと2000がデュアルブート出来るように入っている。歴史的遺物でもある。

     CドライブにMe、Dドライブに2000が入っていた。


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     もともと入っていたHDDと新しいSSDを並べた所。

         ***
           ***

     ThinkPad240は、Windows98の時代の物であり、、、HDDのデータ移行が極めて困難だった。

     これは次回以降、HDDの複製、データ移行をレポートしたい。今回はさっくり複製が出来たものとしてレポートを進める。

    ■ラボでは、USBブートできる他のPCを使い、これに2つの新旧2つのディスクを接続してHDD->SSDとクローンコピーをした。
     クローンコピーはラボで無料配布しているPBTM(中身はUbuntuLinuxだ)を利用してコピーした。
     PBTMが標準装備しているバックアップ&リカバリは使用せず、Linuxの標準のdd命令で行った。
     普通にUSBブートできる機種であれば、PBTMで起動してCドライブの内容を外付けのHDDにバックアップ。しかるのち、SSDに換装してリカバリを掛ければクローンコピーできる。

    ■ネットで検索すると、クローンコピーするとディスクの速度が遅くなる記事を見られた。該当記事の場合はWindowsをクリーンインストールしてSSDの真価が得られたという。
    気になる項目である。読者は留意しておいて欲しい。場合によってはクリーンインストールをして欲しい。

          ***
            ***

     さて、今回は、交換によるベンチをサックリ紹介するにとどめる。


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     もともとのHDDのベンチマークテストだ。
     リードライトで10Mバイト牧歌的である。

     ラボで配布しているベンチマークソフトPFMでの測定結果を示す。
    --------PFM 測定 4KバイトのR/W-------
    平均リード・ライトタイム 5.999820 ms
    平均リードタイム 12.002422 ms
    平均ライトタイム 11.991240 ms
    ------------------------------------

     やはり牧歌的である。


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     これはタスクマネージャを起動したところ。
     実メモリ320Mバイトの空きメモリ190Mバイト。
    Windows2000の消費メモリは130Mバイトくらいだろうか。
     Windows2000がいかに軽い、OSであったかがわかる。。。

     この10年間は何であったのだろうか。。。
     ひたすら体重が増えた歳月であった印象がある。


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     2000の入っているDドライブのプロパティ。容量がギリギリであることがわかる。


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     念のためにフラグメントを確認する。真っ赤である。デフラグツールを起動したところ、それでもこのディスクはデフラグの必要はないというメッセージを出した。。。Windows標準のデフラグのメッセージははなはだ疑問である。


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     Windowsのデフラグを2回かけた所。筆者は2回で断念したデフラグを1回かけるのに大体一晩かかったからだ。

     この状態で、ベンチマークをかけたところ、冒頭のベンチとほぼ同じ結果が出た。冒頭のベンチの結果は、大体このHDDの正味の性能と思って良いだろう。



     同じく、PFMでSSDを測定したところ。
    おおむね、4倍速くなっている。

    --------PFM 測定 4KバイトのR/W-------
    平均リード・ライトタイム 1.260061 ms
    平均リードタイム 2.518024 ms
    平均ライトタイム 2.517620 ms
    ------------------------------------

     これだけで素晴らしい成果が出る。問題は、そう、プチフリさえ出なければディスクアクセスが4倍速という素晴らしい結果が出る事になる。

       ***
         ***

     次にPFBを入れて測定する。
    ここからは、イリュージョンだ。真に受けず、幻想と割り切って見て欲しい。


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     PFBのメモリバッファを8Mバイトにした所。
    1)自動設定より、ヘビーを選択。
     ※現実的にはヘビーは薦めない。ミドルかライトを推奨。
    2)その次にメモリバッファを8Mバイトに変更した。
    3)測定は、4K->512K->Seqの順で手動で選択。データサイズは50Mバイトとする。これはCrystalDiskMarkで良い結果を出すオマジナイだ。こうするとキャッシュが最大に効くのである。


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     バッファメモリを32Mバイトにした所。
     これでようやく、なんとか、SSDの正札の性能に近い値が出たと思われる。

           ***

     最初にイリュージョンだと述べたとおり、ラボではこのような設定を推奨しない。


     空きメモリの極端に少ないこのマシンの場合は、ライトバッファは8〜16Mバイトくらいが良いと思われる。

    1)ミドル設定を選択。
    2)ライトバッファを手で8〜16Mバイトに修正。

     すると良いだろう。

     最後に8Mバイトの時のPFMの測定結果を示す。

    ■1回目
    --------PFM 測定 4KバイトのR/W-------
    平均リード・ライトタイム 0.476162 ms
    平均リードタイム 5.829983 ms
    平均ライトタイム 0.518940 ms

    --- ms, Read回数, Write回数 ---
    1,4405,47409
    11,155,2554
    12,3,37
    31,9,0
    41,2,0
    191,1,0
    ------------------------------------

    ■2回目
    --------PFM 測定 4KバイトのR/W-------
    平均リード・ライトタイム 0.010291 ms
    平均リードタイム 0.010086 ms
    平均ライトタイム 24.508040 ms

    --- ms, Read回数, Write回数 ---
    1,118913009,7059
    11,117769,19747
    12,1710,288
    21,0,14942
    22,0,442
    31,91,1
    32,3,0
    41,17,7050
    42,2,431
    51,1,0
    61,0,33
    62,0,5
    81,0,1
    191,1,0
    231,1,0
    ------------------------------------

     どうもWindowsの問題か、このマシンの問題か測定にバラつきが出る。。。PFMは同時にリード専用のプログラムとライト専用のプログラムを走らせ競合しあういように測定する。

     どうも、2つのスレッド(プログラム)の一方が資源を独占してしまい相手を圧迫する現象が発生している。

     念のためにリードライトの所要時間のデータも入れておいた。二回とも計測上はプチフリは起きていない。一回目は、ライトに資源を取られている、そもそもリードプログラムが呼ばれなかったようである。

     二回目は逆に、リードプログラムが1万倍以上余分に呼ばれ、ライトプログラムが呼ばれなかったようである。

     念のためにリードライトの見方を説明しておく。

    >--- ms, Read回数, Write回数 ---
    >1,118913009,7059

     これは、1ms(つまり1/1000秒)未満の時間で完了した読み取りが118913009回、書き込みが7059回であったことを表す。

     ms表記が小さい限りはプチフリを抑制している事を表す。2回目の測定での最大のmsは231msなので、十分に効果が起きていることが判る。。。プチフリが起きた時は600〜1000msという値が出るからだ。231msはHDDでも起きる一般的な遅延時間でもある。

     従いこのデータから十分楽観できるのである。

     また普通のプログラムは、Read->Write->Readという具合に順番で動作する事である。従い、PFMでバラついても実際の動作には現れないと思う。

     ラボで測定した結果では、PFBを入れるとWindowsの起動が滑らかになったように感じた。

     ThinkPad240のようなメモリの少ないPCではバッファメモリのサイズは小さめに振るのが良いと思われる。

     また、設定のポイントは高速化ではなく、プチフリが起きないようにするのが良いだろう。。。なんと言っても、SSDの性能が素直に出れば間違いなく高速化のメリットを享受できると思うからだ。

    プチフリバスター
    ---> プチフリバスター製品紹介ページ

    Eee PC SDHC HDD 化
    「f2d」のトップページ --> http://f2d.dnki.co.jp/

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