PFBとf2dユーティリティーの併用
1.f2dユーティリティとは
プログラムファイルズとドキュメントアンドセッティングスをF2Dx1にてハードディスク化した第2ドライブにムーブするユーティリティです。

[クリックで拡大]
2.環境
ウィンドウズXP ERAM搭載(OS管理外領域使用)「プチフリバスターDuoドライブ」搭載 EeePC 4GX メモリ512MB HDD 4GB
3.導入手順・注意事項
■f2dユーティリティをインストールする際は必ずプチフリバスター(PFB)の機能をオフにしてください。
※PFBおよびF2Dx1の高速化機能はキャッシュにて高速化します。f2dユーティリティはCドライブ、Dドライブを一時アンマウント(離切)、再マウント(接続)するのでキャッシュが効いていると都合が悪いからだ。
f2dユーティリティをインストールする際、以下の警告メッセージがでる。

[クリックで拡大]
これは無視すること。
f2dユーティリティは、もともと旧版「f2d Ver1.5」用に作っている。今回はf2dではなくPFBが入っているのでこのメッセージが出る。PFBは「f2d Ver1.5」の上位互換なので問題がない。
4.導入結果・テストレポート

[クリックで拡大]
今回テストしたEeePC 4GXのCドライブのプロパティを示す。
このPCは、ウィンドウズXPサービスパック3を入れたために容量が切迫している。ウィンドウズXPがまともに動ける環境ではない。
※通常はサービスパック3をわざわざ入れる必要はない。4GXでは荷が重い。
※サービスパック3をどうしても入れたいという人は、工場出荷状態にPCをリカバリしてからサービスパック3を入れる事。サービスパック3の導入失敗のほとんどが、工場出荷状態に戻していないために発生している。
サービスパックに限らず、気を抜くとCドライブの容量はすぐに一杯になる。このような時にCドライブの容量を空けるのがf2dユーティリティの効能である。
F2Dx1の掛った第2ドライブに果たしてf2dユーティリティイ群は使えるのであろうか???
実は使える!のである。
で、f2dユーティリティ群を使って"Program Files"(プログラムファイル)と"Documents and settings"(ドキュメントアンドセッティングス)を第2ドライブに移行した結果Cドライブは以下のようになった。

[クリックで拡大]
このようにして圧迫を緩和できる。まぁ、それでもCドライブはかなり圧迫されてはいるが・・・
このようにf2dユーティリティはCドライブの、厳密にはProgram FilesとDocuments and settingsを他のドライブに肩代わりさせる。
以下がDドライブ(第2ドライブ)のプロパティだ。

[クリックで拡大]
この状態でPFB高負荷テストを行った。これは非公開のソフトなのだが、ひたすらディスクにリードライトをする高負荷テストプログラムを走らせながらニコ動をエンドレスで再生。さらにウィンドウズメディアプレイヤーも並走させた。
この状態で正常に動作することを確認した。
従来、Documents and settingsをSDカードに移すと、インターネットの接続が遅くなるという症状があった。これはネットの接続情報をDocuments and settingsに配されるためだ。速度の遅いSDカードに続情報を書くため、どうしても遅くなるという症状が出る。
PFBの場合、SDにもキャッシュがかかるのでこの症状は解決すると思われる。今回はそこまで精密な測定はできなかった。
■テスト結果・動作検証
1.ネットサーフィンおよび高負荷テストを1日ほど行い動作を確認した。
2.高付加テスト中に4GXのスリープモードにして復帰を確認した。
■高速化
気になる高速化については次の通り。
今回は標準のIEのホームにgoogleを指定し、IEを起動、googleに接続するまでの計測した。
--------------------------------------------------
条件 時間
--------------------------------------------------
工場出荷状態 8秒
PFB Duoを導入 6秒
工場出荷状態+f2dユーティリティ 13秒
PFB Duo+f2dユーティリティ 8秒
整理しよう。
A.ブラウジングはPFBにより次のように速くなった。
8秒 --> 6秒
B.f2dユーティリティを導入するとSDカードをDocuments and settingsを移すので遅くなる
8秒 --> 13秒
C.低速のSDカードとはいえPFBの高速機能を有効にすると高速化する
13秒 --> 8秒
以上より、PFBの導入だけで50%近くネット接続が高速化する。また、f2dユーティリティを使用すると2倍近く遅くなるが、PFBの高速化機能をONにすると、導入前と変わらない速度で接続ができる。
ざっくり簡単ではあるがレポートする。
***
***
以上、PFB+f2dユーティリティ群を併用してでのテストリポートであった。
P.S.ニコ動のエンドレス再生には北朝鮮の歌「口笛」をエンドレスで聞いていた。おかげでボキャブラの歌詞がすっかり筆者のアタマに入ってしまった(笑)

---> プチフリバスター製品紹介ページ
プログラムファイルズとドキュメントアンドセッティングスをF2Dx1にてハードディスク化した第2ドライブにムーブするユーティリティです。

[クリックで拡大]
2.環境
ウィンドウズXP ERAM搭載(OS管理外領域使用)「プチフリバスターDuoドライブ」搭載 EeePC 4GX メモリ512MB HDD 4GB
3.導入手順・注意事項
■f2dユーティリティをインストールする際は必ずプチフリバスター(PFB)の機能をオフにしてください。
※PFBおよびF2Dx1の高速化機能はキャッシュにて高速化します。f2dユーティリティはCドライブ、Dドライブを一時アンマウント(離切)、再マウント(接続)するのでキャッシュが効いていると都合が悪いからだ。
f2dユーティリティをインストールする際、以下の警告メッセージがでる。

[クリックで拡大]
これは無視すること。
f2dユーティリティは、もともと旧版「f2d Ver1.5」用に作っている。今回はf2dではなくPFBが入っているのでこのメッセージが出る。PFBは「f2d Ver1.5」の上位互換なので問題がない。
4.導入結果・テストレポート

[クリックで拡大]
今回テストしたEeePC 4GXのCドライブのプロパティを示す。
このPCは、ウィンドウズXPサービスパック3を入れたために容量が切迫している。ウィンドウズXPがまともに動ける環境ではない。
※通常はサービスパック3をわざわざ入れる必要はない。4GXでは荷が重い。
※サービスパック3をどうしても入れたいという人は、工場出荷状態にPCをリカバリしてからサービスパック3を入れる事。サービスパック3の導入失敗のほとんどが、工場出荷状態に戻していないために発生している。
サービスパックに限らず、気を抜くとCドライブの容量はすぐに一杯になる。このような時にCドライブの容量を空けるのがf2dユーティリティの効能である。
F2Dx1の掛った第2ドライブに果たしてf2dユーティリティイ群は使えるのであろうか???
実は使える!のである。
で、f2dユーティリティ群を使って"Program Files"(プログラムファイル)と"Documents and settings"(ドキュメントアンドセッティングス)を第2ドライブに移行した結果Cドライブは以下のようになった。

[クリックで拡大]
このようにして圧迫を緩和できる。まぁ、それでもCドライブはかなり圧迫されてはいるが・・・
このようにf2dユーティリティはCドライブの、厳密にはProgram FilesとDocuments and settingsを他のドライブに肩代わりさせる。
以下がDドライブ(第2ドライブ)のプロパティだ。

[クリックで拡大]
この状態でPFB高負荷テストを行った。これは非公開のソフトなのだが、ひたすらディスクにリードライトをする高負荷テストプログラムを走らせながらニコ動をエンドレスで再生。さらにウィンドウズメディアプレイヤーも並走させた。
この状態で正常に動作することを確認した。
従来、Documents and settingsをSDカードに移すと、インターネットの接続が遅くなるという症状があった。これはネットの接続情報をDocuments and settingsに配されるためだ。速度の遅いSDカードに続情報を書くため、どうしても遅くなるという症状が出る。
PFBの場合、SDにもキャッシュがかかるのでこの症状は解決すると思われる。今回はそこまで精密な測定はできなかった。
■テスト結果・動作検証
1.ネットサーフィンおよび高負荷テストを1日ほど行い動作を確認した。
2.高付加テスト中に4GXのスリープモードにして復帰を確認した。
■高速化
気になる高速化については次の通り。
今回は標準のIEのホームにgoogleを指定し、IEを起動、googleに接続するまでの計測した。
--------------------------------------------------
条件 時間
--------------------------------------------------
工場出荷状態 8秒
PFB Duoを導入 6秒
工場出荷状態+f2dユーティリティ 13秒
PFB Duo+f2dユーティリティ 8秒
整理しよう。
A.ブラウジングはPFBにより次のように速くなった。
8秒 --> 6秒
B.f2dユーティリティを導入するとSDカードをDocuments and settingsを移すので遅くなる
8秒 --> 13秒
C.低速のSDカードとはいえPFBの高速機能を有効にすると高速化する
13秒 --> 8秒
以上より、PFBの導入だけで50%近くネット接続が高速化する。また、f2dユーティリティを使用すると2倍近く遅くなるが、PFBの高速化機能をONにすると、導入前と変わらない速度で接続ができる。
ざっくり簡単ではあるがレポートする。
***
***
以上、PFB+f2dユーティリティ群を併用してでのテストリポートであった。
P.S.ニコ動のエンドレス再生には北朝鮮の歌「口笛」をエンドレスで聞いていた。おかげでボキャブラの歌詞がすっかり筆者のアタマに入ってしまった(笑)

---> プチフリバスター製品紹介ページ
- 2010.04.21 Wednesday
- f2d活用術
- 14:31
- -
- trackbacks(0)
- -
- -
- by yaesu400line