トランセンド製SSD・SATA III 6Gb/s SSD320 (Premium) 各種テスト

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    SATA III 6Gb/s SSD320 (Premium)
    トランセンド製SSD SATA III 6Gb/s SSD320 (Premium) 各種テストを実施した
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    問題はLPM(HIPM)に対応していなかったという事だ。
    これが気になる。


    LPMの検査
    現在使っているディスク装置がLPMへの対応を調べるツール「LPMChk」を急遽作った。
    これをさらにピックアップすると、

    こうなる。
    PCに複数のディスクがあり、それぞれがシーソー状態になっている。(;´・ω・)ウーン・・・

    「LPM病」という問題がある。これは、図にするとこういうものだ。
    LPM(Link Power Management)とは節電装置のことだ。

    LPM問題

     PC起動中、うっかりLPMが誤動作するとSSDへの給電が途切れる。
    SSDは停電状態となり障害を起こす。これがいわゆるLPM問題、LPM病と呼ばれるものだ。

    LPM問題とはこれが誤動作しSSDへの電源をストップする。
    電源供給を絶たれ、SSDは動作不良を起こす。
    結果、PCのフリーズなどさまざまな問題を引き起こす。

     正直、LPM病の原因は複数考えられる。

    1.OS側がディスク装置のLPM対応状況を確認せず極め打ちでLPMを作動させる場合。
    2.LPM対応と表示しながら、実際にはSSDがLPMに未対応、不完全対応している場合。


     問題は前者の場合だ。この時、次のパターンが出てくる。
    SSDというのはOSの入っているハードディスクを高速化のためにSSDに引越しする使い方が多い。
    この時に、クジ運が生まれる。
     HIPMとは、LPMの設定と思ってほしい

    LPM病

    このような場合だ。
    HIPM対応から、未対応ディスクに乗り換えた時、LPM問題が発症する可能性が出ると指摘できる。

    このSSDにおいては、安全をとりLPMを明示的にOFFにして使用したほうが良いと思われる。

    LPMのOFFの仕方についてはこちらで詳しく説明している。
    http://eeepc.dnki.co.jp/?eid=1106859

    LPMチェック
    http://lpmchk.dnki.co.jp/



    ■CrystalDiskMark3によるベンチマーク

    CrystalDiskMarkテストは64ビット版で実行。

    CFD HG5d 128GB ベンチマーク

    CrystalDiskMark3でテストする時は基本、デフォルトを選んでいる。
    サンドフォース製のコントローラを採用しているメーカはここを、0FILL, 1 Fillにしている場合がある。0FILL, 1 Fillだとデータの内容が同じためデータを圧縮して高速化を狙っている機種だとスコアが伸びるのである。

    メーカーのHPでは毎秒最大560MB/530MBの読み込み、書き込みを謳っている。
    ベンチマークテストの結果、毎秒491MB/232MBとスコアが振るわなかった。

    CrystalDiskMark3の設定をデフォルトではなく、0Fillに設定して再テストした結果
    491MB/409MBとスコアが上がった。
    SATA III 6Gb/s SSD320 (Premium)


    つまり実際のスペックは毎秒最大560MB/530MBの読み込み、書き込みというよりは低いというのが分かる。
    いわゆる0Fill詐欺というものだ。

    プチフリバスター適用した際の計測結果は以下の通りだ。

    SATA III 6Gb/s SSD320 (Premium)

    ■AS SSDによるベンチマーク
    ■標準のテスト
    SATA III 6Gb/s SSD320 (Premium) ベンチマーク
    ■Copy Bench
    SATA III 6Gb/s SSD320 (Premium) ベンチマーク
    ■データ圧縮のスコア
    SATA III 6Gb/s SSD320 (Premium) ベンチマーク
    ■ATTO DISKによるベンチマーク
    SATA III 6Gb/s SSD320 (Premium) ベンチ
    ■消費電力測定テスト
    ベンチマーク測定時にSSDとPCを繋ぐ5Vの電源供給ケーブルに0.1Ωの抵抗を入れこの間の電圧を測定し、流れる電流を逆算した。
    SATA III 6Gb/s SSD320 (Premium) 消費電力テスト
    ベンチマークテスト時にSSD本体が熱くなっていた。
    消費電力を調べてみて納得。

    本SSDは消費電力が著しく高く、他のSSDと比べてみると差は歴然だ。
    ADATA SP 600の2倍は消費電力がある。

    本SSDの消費電力は以下の通りだ。
    ・最大消費電力:3.6W = 5V × 0.72A
    ・待機時消費電力:0.6W = 5V × 0.12A


    ■分解
    SATA III 6Gb/s SSD320 (Premium) 分解
    コントローラには
    SF-2281VB4-SPC
    EHR07C69
    1407 TAIWAN
    と記載がある。
    SATA III 6Gb/s SSD320 (Premium) 分解
    SATA III 6Gb/s SSD320 (Premium) 分解



    ■プチフリ、あるいはダメージテスト

    どんなSSDも使っているうちに必ず遅くなる。必ずである。
    SSDがプチフリ現象を100%克服したとしてもNTFSフォーマットである限りは絶対に速度劣化現象が現れると思った方が良いだろう。
    ラボではSSD、べつにHDDでも良いが、理論上、ありえないほど最悪の状況を作り出すソフトを作った。純度100%の最悪のコンディションを作るソフト、それが「スペースデデフラグ」。SSDの内部構造をミジン切りにする。極限化にSSDを追い詰める。


    スペースデデフラグ

    本ページへの公式URL---> http://spacededefrag.dnki.co.jp/

    これに今回のSSDに掛ける。


    スペースデデフラグを掛けると各種操作が劇的に遅くなる。従いパーテーションを次ように割りケースバイケースでテストをする。

    5GBのパーテーションは、初期化状態、ミジン切り状態、ミジン切り状態にしたとの最適化検証用、の3つの用途に使う。最後の残り全部は一般的なテストに使う。
    スペースデデフラグを掛ける時、ここでは空き領域は10%になるようにしている。
    ※CrystalDiskMark3のデータサイズは100MBにて実施。
    SATA III 6Gb/s SSD320 (Premium) ダメージテスト

    最初の図は初期状態でのベンチマーク。これをスペースデデフラグでドライブ内をミジン切りにすると右側のようになる。これを「MyDefragブースター」を使い最適化すると再び元に戻る。
    「スペースデデフラグ」でSSDがこのように速度劣化する事が判る。そして、これを 最適化すると再び元のスペックに戻る。今回は「MyDefragブースター」のプレミア版が持っているレベル4のデフラグ(最適化)をかけた。





    式名称は「SSD対応MyDefragブースター」である。フリーウェアの定番デフラグ「MyDefrag」のミドルウェアとして作成した。無料配布しているので上手に利用して欲しい。
    http://ssdbooster.dnki.co.jp/

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