緊急レポートASUS新型Eee PC 4G-XUの分解・スペックレポートその1

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    EeePC 4G-XUの概観と分解 MSオフィスのサポート
     ASUSは4G-XU(スカイブルー/ラッシュグリーン/ブラッシュピンク)を発売開始した。ラボでは早速分解調査を開始した。
    従来の4G-Xの同型機だというが微妙に異なるようである。カタログの上だけでも、
    ・OS使用容量(出荷時)約2.3GB-->約1.7GB
    ・バッテリー駆動時間 約3.2時間-->約3.0時間
    という変化がある。技術上は、OSの使用容量の変化が気になる。

     従来どおりUSBの増設改造ができるのだろうか。。。電源廻りはどうなっているのだろうか。さっそく調査してみた。
    1.ファーストインプレッション

     ラボではライムグリーンを購入した。
     気になるのが材質質感そして色だろうか。これは購入する人は直接見てから判断して欲しい。EeePCのようにキャラクター性のあるPCは愛着を持てるか一番重要だからだ。

    ■質感は透明感が失われ、従来の4G−X系がハードプラスチックだったのが、ソフビに近い質感に変わっている。表面処理もツルツルからザラザラに変化している。
    編集追記
    表面がツルツルしているのは4G-Xホワイト、ギャラクシーブラックはザラザラしている。しかし、ギャラクシーブラックの質感も硬い。4G-XUラッシュグリーンのビニール的な柔らかさはない。


    ■筐体を分解して判ったのだが、筐体は硬度がなくなり粘りが出ている。やはり材質変更がされているのだろう。この結果、分解がしやすくなった。比較的簡単に筐体がハジケてくれる。

    2.備品
    EeePC 4G-XUの備品
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     EeePCの備品はあまり変化していないが、、、かなり重大な変更点もある。順を追って説明していく。

    1.サービスCDはVer1.3 --> 1.4にアップしている。
    2.付属する4GBのSDHCは、A-DATAからサンディスクに
     変更している。これは後述のマザーボードで明らかになるが、
     付属するDDR2メモリのメーカも変化している。
    EeePC 4G-XU付属のSDHCカード
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    3.衝撃の戦略的紙っぺら!
    EeePC 4G-XUの備品、、、MSオフィス2007の注意書き!
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     ただ一枚の紙であるが、これが最大のインパクトだろう。MSオフィス2007インストールの注意書きが書いてある。
     正式名称は「MicroSoft Office2007」であるか。これをインストールするための注意事項が書いてある。

     今回の4G−XUはWindowsのサイズが約2.3GB-->約1.7GBに減少しているのは、MSオフィスをCドライブに入れるためのダイエットなのだろうか?、少なくともそのように思える。
     ASUSがMSオフィス2007のインストールを正式にサポートしたということは法人用途においてインパクトはあるのかもしれない。

    3.分解手順
     分解方法は、4X−Gと同一であった。ツメの位置、ネジの位置まで同一である。

    EeePC 4G-XUのマザーボード表
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     見た限り、内部の回路は4X−Gと同一だ。視覚上まったく違いを見る事ができない。重複するのでアップしないが、4X−Gの基板と見比べたい人は、「Eee PCの改造、内蔵ディスク52Gbへ大容量化への実験 Part.5 Mini PCI Expressからの信号の取り出し」を参照されたい。

    EeePC 4G-XUのマザーボード裏
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     基板の裏もまったくもって変化無し。
    ただし、使用しているコネクタケーブルの素材がゴツクなっている気がする。まあこれは単に資材調達先の変化なのだろうか。。。

    EeePCの筐体の下側
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     筐体の背面側、これも今までと違いを見出せない。

    EeePC 4G-XUのバッテリ写真
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     おっとバッテリの紹介を忘れていた。形状デザインは従来と変わらず。

    EeePC 4G-XUのバッテリ写真4400mAHが見える
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     ただし、バッテリ容量は4400mAH減少している。
     いままで5400mAHあったのだが、20%ほどダウンしている。EeePCはリチウムイオン電池を2本×2本使用している。これは推測なのだが、従来の4G-Xが1本3.7V×2700mAHの物を使用していたのが、3.7V×2200mAHに変更したのではないだろうか。

     そういえば、Web上でASUSの社長へのインタビュー記事で、年間60万台出荷、つまり月産5万台のはず4月の時点で6万台(5万台だったかもしれない)しか出荷できなかったのは5400mAHのバッテリを供給できなかったためだと書いていたと思う。。。

    4.BIOSのバージョン

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     BIOSは最新バージョン0910を搭載しているのがわかる。BIOSは従来の4G-Xのユーザもダウンロードして更新できるからあまり気にする事はないだろう。

        ***
          ***


    1次レポート総括

     以上より次のような推測が成立する。

    1.開き直って供給しやすい4400mAHモデルを投入した。
    2.MSオフィスのインストール保障して法人需要の喚起を狙って
     いる。
    3.今回の筐体のカラフル化は、、、iMacの時のアップルのマーケティングをトレースしているように見える。。。そういえば、あの時はハードはそのままで色とりどり最後は水玉まで出して引っ張っていたのを思い出す。
     どうも、iMacのトレースであり、女性ユーザの獲得という狙いがあるのだろうか?

    次回予告
     ざっと調査できそうなことを列挙する。

    ・4400mAHバッテリによる巡航時間はどれくらいだろうか。
    ・本体の消費電力はどう変化するだろうか。
    ・LOWAの6600mAHの接続テスト。および巡航時間。
    ・付属ACアダプタは4X−Gとまったく同じか。
    ・Windowsのファイル構成の4X-Gと4X-GUの比較。
    ・ベンチマークテスト。
    ・「f2d」によるSDHCのHDD化のテスト検証。
    ・USBの増設改造は同様にできるか?


    [総合目次]  [次回]


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