緊急レポート! EeePC 901か4G-X(701)か、ベンチマークテスト。実は2倍(?)高速の4G−X

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    ASUS Eee PC・EeePC901と4G−Xの徹底比較。じつは4G−Xは2倍速い
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     ATOM搭載、4G−Xに比し性能1.4倍という話を聞く。。。しかし、、、実は違う切り口を見ると4G−Xの方が実に2倍速いのではないか...
     実際、4G−Xがサクサク動くのに対して901はもたつく印象がある。そのカラクリを追跡してみよう。
     901にすべきか、701(4G−X)にすべきか、、、これから購入する人は切実に考えるに違いない。

    ■価格:59800円 VS 49800円(実売は4万円くらいか?)
    ■重量:1100g VS 920g
    ★速度: もっさり気味 VS さくさく
    ■画面の大きさ  1,024×600 VS 800×480
    ■バッテリの持ち時間 5時間 VS 3時間

        ***

     本レポートは、「★速度:」の部分をベンチマークにてレポートするものだ。

     筆者は901と4G−Xは次の異なる用途があるとみている。

    ■小型軽量でサクサク動く軽いパソコンが欲しい。
     もう重いカバン(+パソコン)から開放されたい。
     あるいは、、、使える廉価なマシンが欲しい。。。イー・モバイルとの併用割り引きによって4G−Xは3万円くらいで購入できる。
    ※100円コースというのもあるが、、、2年間の出費を考えたら逆に高くつき3万円くらいが安いと言われている。
    -> 4G−X向き。

    ■そこそこ小型で高性能のノートが欲しい。あるいは、
     出張で5時間くらい巡航する廉価で軽いマシンが欲しい。
    -> 901向き。

        ***
          ***

     本レポートは、4G−X(U)は901に対して最大2倍の高速
    である可能性を提示するものである。

    ASUS Eee PC・EeePC901 EeePC4G−XのCドライブのベンチマーク結果
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    フリーウェアのディスクのベンチマークソフト「CrystalDiskMark21」を使用した。
     読者の方はラボがなぜCPUではなくディスクの速度テストをするか判らないかもしれない。。。ラボの見解では、パソコンの性能を決定するものは、1にディスク、2にメモリ、3,4がなくて5にCPUというのがパソコンの総合性能だと思うからだ。

    ASUS Eee PC・EeePC901のベンチマーク結果
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     さて、次に同じ条件にて901のベンチマークテストをしたのが上の図だ。

    1.分析
    ASUS Eee PC・EeePC901VS701のベンチマーク結果の抄訳
     EeePC901と4G−Xのベンチから表を作りなおす。
    これが一番重要なファクターと思われる。4KバイトというのはWindowsの内部での基本単位であると思って良い。またメディアへのアクセスは大体512バイト〜4Kバイトで行う。

     また、フラッシュメモリにはページという概念がある。このページとはICにアクセスする最小単位だ。これは型式によるが大体512バイトから8Kバイトだ。

     ことほど左様、4Kバイトというのは基礎の基礎であることがわかる。

     この条件の時に、4G−Xはジャスト2倍の速度を出している。
    Windowsを格納しているC:ドライブの速度が評価基準によっては2倍違う。と言えば901がいかなATOM搭載の新鋭機とはいえ、分が悪いというのが判る。

     また、ReadとWriteの速度差は、4G−Xで122倍の開きがある。これは901も大体似たような数字である。

     Readに着目して欲しい。筆者はこれがC:ドライブの正味の速度に一番近いと思っている。そして、書きこみはこれの半分くらいではないだろうか。。。

     さて、次にベンチマークの中段つまり512KBのテストを比較する。この項目は512Kバイト単位で、アクセスするテストだ。。。アクセスは、(一定の、、、ここでは1GBの)ディスク領域の任意のポイントから512Kバイトを読み書きする。

    ASUS Eee PC・EeePC901

     リードはほぼ両者横並び。書き込みはやはり2倍の開きがある。リードライトの速度差は、4G−Xで4倍。901で8倍となっている。

     読者ななぜ、、、4Kバイトの時と512Kバイトでこれほど変化するのか疑問に思うだろう。解答ははOSの構造にある。つまり、、、

    ■ Windowsそのもののオーバーヘッドが大きく、一括してアクセスした方が早くなる。例えば、8Kバイトのデータを一つの個荷物にまとめるか、2個の荷物にまとめるか。。。量は一緒でも2個であれば手間隙が2倍違う事から判るだろう。

    ■ キャッシュメモリが介入する。
     OSにはキャッシュというメモリがある。一回リードしたならば、その内容をキャッシュが蓄積し2回目以降はディスクを読まない。前回の情報をキャッシュから読み取るだけだ。。。これで劇的に見かけの速度が向上する。
     書きこみも同じ。書きこみが発生しても、キャッシュに書きこまれるだけで実際のディスクへの書きこみは後回しになる(OSが裏で処理してくれる)。

     この2つが、低速のディスクを上手に使用する工夫をしている。

          ***

     ベンチの一番上の項目はあまり意味がないと思うので詳細は割愛する。このテストでは1Gバイトのファイルを連続して書きこみ、読み込みにかかった時間を書いている。

     総括としては、、、曖昧であるが次の2点、、、

    ■フラッシュメモリ、HDDはだいたい読み込みは書きこみに対して2倍速い。
    ■4KBでは、901より4G−Xはリードとライトのそれぞれで2倍速い。

    ∴4G−Xのディスクは901より2倍速いという仮説が成立する。

     仮説どまりであるが、、、4G−Xがサクサク動く説明になると思う。

    2.実際のフラッシュメモリ

     結論から言うと、、、901と4G−XのC:ドライブ4Gバイトは同じICを使用している。

    ASUS Eee PC・EeePC901 4G−Xのフラッシュメモリ
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     4G−Xのマザーボードの拡大写真。基板直結のフラッシュメモリICが見える。サムスンの「K9K8G」という型式が見える。これは8Gビット(バイトではない)のSLC型(フラッシュメモリの方式)だ。ここでサムスンのICの見方を説明する。型式を縦にして説明する。

    K:メモリを表す。
    9:NANDメモリであることを表す。
    K:SLC型であることを表す。
    8G:容量つまり8Gビットであることを表す。

    ASUS Eee PC・EeePC901 のSSDユニットを接続しているMini−PCI−Expressスロットその1
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     こちらは901のC:ドライブをつかさどるSSDカードだ。
    写真では型式はよく読めないと思うが、間違いなくサムスンの「K9K8G」という型式を載せている。

     さらに、901のD:ドライブの写真と搭載ICを述べる。
    ASUS Eee PC・EeePC901 のSSDユニットを接続しているIDEスロットその2
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     サムスンの「K9LAG」というICを載せている。LはMLC型を表す。AGは16Gビットであることを表す。つまり、901のDドライブはC:に比して廉価低速なMLC型を採用していることが判る。

    ASUS Eee PC・EeePC901 のD:ドライブのベンチマーク結果???
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     D:ドライブに対するベンチマークを示す。。。ひょっとしてラボで購入した901は初期不良に当たったのだろうか。。。D:ドライブの速度が遅すぎる。。。実は、C:ドライブと同じ1Gバイトテストの5回としたかったのだがベンチソフトが異様に遅くなり、容量を最小の50MBにし、繰り返しテスト回数を1回にしてようやく取ったのがこの画像だ。。。

    ASUS Eee PC・EeePC901 SDHCリーダの読み取り速度
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     念のために内蔵SDHCリーダのベンチマークテスト。16GバイトClass6のカードを接続した。CrystalDiskMarkの設定は50MBの5回繰り返し、つまり初期設定状態だ。。。本来は条件を全て揃えるべきなのだが、、、もう筆者の認識はカオスと化している。容赦願いたい。

     901のC:ドライブに対して実に1/5の速度しか出ていない、、、さらにSDHCリーダよりも遅いことになる。。。やはり、、、初期不良だろうか。。。


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