緊急レポート! Acer 日本エイサー Aspire One ・ Eee PC 901,4G-Xとの比較2バッテリの持ち時間
冒頭の写真は、Aspire OneにFilCoの4400mAH外部増設バッテリ「FPS44PC」を接続したところある。
「FPS44PC」11.1V4400mAHのバッテリを内蔵する。
Aspire OneはIBMのThinkPad今はレノボで販売しているノートPCとACアダプタなど互換性があるようである。IBM用のものがそのまま使用できた。
■ACの電圧は19V
■コネクタはセンタープラス。標準DCコネクタ。

[クリックで拡大]
これは、外部増設バッテリ「FPS44PC」を接続したところある。
「FPS44PC」の写真だ。Acerは10月に6セルバッテリを出すという。しかし、実際には出荷されない場合、もしくは今すぐ長時間モバイルしたいユーザを想定して本レポートを行うものである。

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さて、Aspire Oneには一つ、改造を施した。写真がそうである。内部のバッテリの接続端子に電線をハンダ付けした。なにやら白いヒゲがでているのがわかるだろう。バッテリの持ちを測定するにあたり、バッテリ端子から信号をとり電圧の変化を測定できるようにしたのである。

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さて、この図が測定結果である。青い線が標準のAspire Oneのバッテリのときの巡航時間だ。当初1時間半しか保たないのではないかと懸念していたが、AcerのHPのいう3時間近くもった。
正味2時間45分というところだろうか。。。看板に偽りなしと言って良いだろう。
赤い線はFilCoの「FPS44PC」をつないだところである。実に6時間保つ事が分かる。理論地では、11.1Vの2200mAH+4400mAHで3倍。9時間近く保っても良いのであるが、、、実際には2倍となった。たぶん次の理由によるだろう。
■ACアダプタに接続する外部増設バッテリなので、Aspire Oneの充電電圧19Vに変換しておりロスが生まれる。
■これが一番大きいと思うが、Aspire Oneは「FPS44PC」を接続しているときはACアダプタからエネルギー供給を受けているとみなし、潤沢にエネルギーを使用するようである。例えば液晶のバックライトなどACかバッテリかで明るさを変えているようである。
***
さて、テストした条件を述べておこう。
1.PCを起動し、起動画面でバッテリが切れるまで放置する。
2.PCは各種節電モードを全て切る。スリープモードも切る。
この状態でテストした。
***
Aspire Oneは面白い機体だ。。。Eee PCが安く小さくを狙っていたのに対して、従来のUMPCの考え方を踏襲して安く小さくしたようである。従来のノートPCと同じようにHDDを搭載し使用するという方向でまとめている。
また、内蔵のインターフェースもシリアルATAの2.5インチを採用している。901がメインで変形IDE,拡張用にZIF接続1.8”を拡張用に採用しているのとは大きく異なり、ずばっと標準インターフェースを採用しているところが面白い。設計者の個性だろうか。
最後に簡単な各UMPCの緒元をまとめる。
思うのだが、、、もし、HDD120GBのモデルとは別に4GB以上のSSD内蔵モデルがあったらEee PCに対して脅威だったのではないだろうか。。。SDHCリーダが2つAspire Oneにはある。ここに16GBのカードを二枚指すと32GBになる。ゼロスピンドルマシンとしてちょっと恐い存在になったように思える。
■Aspire One
巡航時間:
2時間45分程度(拡張6時間)
標準拡張性:
USB×3
SDHC×2
内部拡張性:
2.5"シリアルATA×1
WiFi用MiniPCIExpress×1
予約PCIExpressの台×1
■901
巡航時間:
公称5時間
標準拡張性:
USB×3
SDHC×1
内部拡張性:
MiniPCIEXpress形状IDE×2
WiFi用MiniPCIExpress×1
予約PCIExpressの台×1
ZIF接続1.8"ベイ×1(ロットにより簡略化)
■4G−X
巡航時間:
公称3時間30分
標準拡張性:
USB×3
SDHC×1
内部拡張性:
WiFi用MiniPCIExpress×1
予約PCIExpressの台×1

---> Eee PC高速化・SDHCのHDD化 プチフリバスター製品紹介ページ
「FPS44PC」11.1V4400mAHのバッテリを内蔵する。
Aspire OneはIBMのThinkPad今はレノボで販売しているノートPCとACアダプタなど互換性があるようである。IBM用のものがそのまま使用できた。
■ACの電圧は19V
■コネクタはセンタープラス。標準DCコネクタ。

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これは、外部増設バッテリ「FPS44PC」を接続したところある。
「FPS44PC」の写真だ。Acerは10月に6セルバッテリを出すという。しかし、実際には出荷されない場合、もしくは今すぐ長時間モバイルしたいユーザを想定して本レポートを行うものである。

[クリックで拡大]
さて、Aspire Oneには一つ、改造を施した。写真がそうである。内部のバッテリの接続端子に電線をハンダ付けした。なにやら白いヒゲがでているのがわかるだろう。バッテリの持ちを測定するにあたり、バッテリ端子から信号をとり電圧の変化を測定できるようにしたのである。

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さて、この図が測定結果である。青い線が標準のAspire Oneのバッテリのときの巡航時間だ。当初1時間半しか保たないのではないかと懸念していたが、AcerのHPのいう3時間近くもった。
正味2時間45分というところだろうか。。。看板に偽りなしと言って良いだろう。
赤い線はFilCoの「FPS44PC」をつないだところである。実に6時間保つ事が分かる。理論地では、11.1Vの2200mAH+4400mAHで3倍。9時間近く保っても良いのであるが、、、実際には2倍となった。たぶん次の理由によるだろう。
■ACアダプタに接続する外部増設バッテリなので、Aspire Oneの充電電圧19Vに変換しておりロスが生まれる。
■これが一番大きいと思うが、Aspire Oneは「FPS44PC」を接続しているときはACアダプタからエネルギー供給を受けているとみなし、潤沢にエネルギーを使用するようである。例えば液晶のバックライトなどACかバッテリかで明るさを変えているようである。
***
さて、テストした条件を述べておこう。
1.PCを起動し、起動画面でバッテリが切れるまで放置する。
2.PCは各種節電モードを全て切る。スリープモードも切る。
この状態でテストした。
***
Aspire Oneは面白い機体だ。。。Eee PCが安く小さくを狙っていたのに対して、従来のUMPCの考え方を踏襲して安く小さくしたようである。従来のノートPCと同じようにHDDを搭載し使用するという方向でまとめている。
また、内蔵のインターフェースもシリアルATAの2.5インチを採用している。901がメインで変形IDE,拡張用にZIF接続1.8”を拡張用に採用しているのとは大きく異なり、ずばっと標準インターフェースを採用しているところが面白い。設計者の個性だろうか。
最後に簡単な各UMPCの緒元をまとめる。
思うのだが、、、もし、HDD120GBのモデルとは別に4GB以上のSSD内蔵モデルがあったらEee PCに対して脅威だったのではないだろうか。。。SDHCリーダが2つAspire Oneにはある。ここに16GBのカードを二枚指すと32GBになる。ゼロスピンドルマシンとしてちょっと恐い存在になったように思える。
■Aspire One
巡航時間:
2時間45分程度(拡張6時間)
標準拡張性:
USB×3
SDHC×2
内部拡張性:
2.5"シリアルATA×1
WiFi用MiniPCIExpress×1
予約PCIExpressの台×1
■901
巡航時間:
公称5時間
標準拡張性:
USB×3
SDHC×1
内部拡張性:
MiniPCIEXpress形状IDE×2
WiFi用MiniPCIExpress×1
予約PCIExpressの台×1
ZIF接続1.8"ベイ×1(ロットにより簡略化)
■4G−X
巡航時間:
公称3時間30分
標準拡張性:
USB×3
SDHC×1
内部拡張性:
WiFi用MiniPCIExpress×1
予約PCIExpressの台×1

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- 2008.08.28 Thursday
- EeePC UMPC 比較・ベンチマーク
- 01:43
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- by kyonkyon84