f2d用ディスク メンテナンスキットの研究・ubuntu インストール

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    f2d ブートUSB ubuntu 試作

     Eee PC / NetBook用にubuntuによるブートUSB/SDHCの作り方を紹介する。
    WindowsのいるCドライブの丸ごとバックアップが最終目的である。
    UMPC/NetBookのCドライブを丸ごと他のHDDやSDHCにバックアップできるメリットは大きい。

     Cドライブ全体の複写バックアップした場合、USBブートするWindowsも作れるようになる。
     やはり、システムをいじる以上は先立つ前の杖、バックアップツールが欲しい。
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    ※f2dはプチフリバスターに統合されました。


    ★さて、本レポートは現在ASUS Eee PC S101で検証している。
    ★S101での検証が終わった時点で、4G-X,701SD-X,900,901での追試を行い動作機種の絞込みを行う方針である。

     ブート用USBがあると色々と都合が良い。
     これは前回も述べたとおりであるが、次ぎのことができる。

    ■ Windowsフォルダをコピーバックアップできる。
    ■ 「Program Files」や「Documents and Settings」をバックアップできる。
    ■ Cドライブを丸ごとバックアップできる。

     とまあ、あればあるで何かと都合が良い。


    1.作業の流れ

    Ubuntu Live Linux インストール 順序

     もともと、OSというものは、インストール用のCDにより起動して流し込むという手順を取る。従い手数が多い。


    2.事前に用意するもの

    1.1Gバイト以上のUSBメモリ、あるいはSDHCカード。
      これは一時的な作業用として使用する。
    2.4Gバイト以上のUSBメモリ、あるいはSDHCカード。
      これがターゲットとなる。
    3.フリーウェアである「unetbootin」
      HPはこちら、、、
      今回利用したのは、ファイルのダウンロードはこちら
    4.Ubuntu本体
      HPはこちら、、、
      今回利用したのは、ファイルのダウンロードはこちら
      Ubuntuの各版の目安を述べる。
     ・サーバ版とデスクトップ版がある。ここではデスクトップ版
      を使用している。
      確認していないが、サーバ版は通常はネットワークサーバ用
      である。しばしGUIがないので注意。
     ・現時点での最新である8.10を使用した。
     ・今回は日本語Remix版を採用した。

     および今回は評価しなかったが、Eee PC用にカスタムした版も存在する。本レポートはEee PCの性能を引き出す目的ではなく、簡単なディスクメンテナンスが目的なので本家に一般的な物を採用した。
     Eee PCにカスタムした物も紹介しておく。
     「ライブCDの部屋」というWebで入手できる。


    3.UbuntuブートUSB/SDHC作成手順


    Ubuntu インストール 必要 ファイル

     ダウンロードするとこのようなファイルができているはずだ。
    3つのファイルを説明する。

    1.一番上の「unetbootin」である。
     PCの設定によっては「.exe」は見えないので注意。

    2.2つめが今回使用する「Ubuntu」である。
     PCの設定によっては「.iso」は見えないので注意。

    3.3つめは、今回使用しない。
     「ライブCDの部屋」にEee PC用に特化した版があることは説明した。この版がこのファイルである。
     PCの設定によっては「.iso」は見えないので注意。
     筆者はまとめて入手したのでこの画像に映っているのである。

     では、インストールを開始しよう。
     一番上のアイコンをクリックする。すると次ぎの画面でる。


    [クリックで拡大]

     あとは図のとおり、道なりに操作して欲しい。
    ラジオボタンでISOイメージ、つまりダウンロードしたUbuntuのファイルを使用することを指定する。ISOイメージというのは通常、CD-ROMの丸ごとイメージを示す。
     そして、ファイルを指定して、インストールするUSBメモリ(SDHCでも良い)を指定してGoだ。


    [クリックで拡大]

     すると、このような画面がでて終了だ。
    実はこれだけでLinuxのブートUSBが出来上がる。
    このあたりは前回行ったKnoppixとまったく同じである。


    4.USBブートの時の注意


     じつは、KnoppixもUbuntuも起動にあたり、注意がいる。次ぎの約束を守って欲しい。前回の記事と重複するが再度述べる。

    1.Windowsは必ず正常終了すること。
     不正シャットダウンした場合、CドライブをKnoppixもUbuntuから認識できない事がある
     これは大抵のCドライブに施されているNTFS形式の弊害でもある。NTFS形式はWindows固有のディスクの初期化形式である。NTFS形式は高機能があだなして不正終了時の記録などを蓄積している。現在のLinuxは、不正終了時の記録に対応していないようである。

    2.Eee PC / NetBook起動時には作成したUSBメモリを接続して電源を入れること。

    3.Eee PCの場合は起動する時に、ESCキーを何度か叩くこと。
     ESCキーを叩くことにより、USBから起動するか否かの画面がでる。
     もし、S101の場合は、BIOSの起動ボタンであるF2キーを最初に1回か2回叩いてからESCを押すこと。
     どうもS101は高速ブート機能が禍して、初期の画面をすっとばして、直接Windowsを起動しようとする癖がある。

    ESC 選択画面

     このような画面が出れば良い。この画面は筆者の手書きなので、実際は少し違う事を注意して欲しい。さらに、注意を述べておく。

    ※1.今回はS101をお手本に写本したが、モデルにより装置の名前が違うので注意。
    ※2.使用したUSBメモリによってはまた、名前が違うので注意。
     SDカードを利用した場合はカードリーダの名前が出てくる。

     まあ、見れば判るので困る事はないだろう。。。
     ここで、Ubuntuのインストーラを入れたUSBメモリ/SDHCを選択する。これでUSB/SDHCから起動を開始する。

    5.次に、英語でインストールメニューがでる。
     ここで「Default」を選択して欲しい。

    4.これでUbuntuが立ち上がる。
      ここまでが、インストールの丁度半分折り返し点である。

     次ぎの画面が出れば成功である。

    ASUS Eee PC S101 Ubuntu 8.10 起動画面
    [クリックで拡大]

     良く画像を見ていただくと判るのだが、、、「インストール」というディスクアイコンがいる。つまり、この状態はUbuntuのフル稼働状態ではなくインストールのための最低限度の構成であることを暗示している。。。


    5.インストールUSBの作成・設定の実際


     いよいよUbuntuの本当のインストールを開始する。
    万難を排すためお呪いを唱える。別にこれは必ずしも必要はないが、安全祈願と思っていただきたい。

    ■ Ubuntuを終了して欲しい。
    ■ 終了したら、4GB以上の、Ubuntuを入れたいUSB/SDHCを接続。
    ■ 再度Ubuntuを起動。


    Ubuntu インストール画面 設定1
    [クリックで拡大]

     図のようにUbuntuが起動したはずだ。事前に接続したUSB/SDHCが図のように存在するはずだ。

     お呪いをお願いしたのはインストールしたいUSBを間違いなく認識させるためなのだ。。。起動中のUbuntuにUSBを接続してもホットに認識しないことがある。こういう時は差しなおせば良いのであるが、ライトユーザはこのあたりでもたつくように思う。従い安全祈願の呪いをお願いしたわけだ。

    Ubuntu インストール画面 設定2
    [クリックで拡大]

     さて、Ubuntuのインストーラには困った問題がある。デスクトップにこのように、アイコンが出ているディスクにはインストールできないという問題だ。手動で、アンマウントつまりOSのディスク管理から削除する必要がある。アイコンを選び右マウスボタンをクリックして欲しい。

    Ubuntu インストール画面 設定3
    [クリックで拡大]

     すると、このような図がでるので、アンマウントを選んで欲しい。これでUbuntuはこのディスクをインストール先として認識できる。

    Ubuntu インストール開始のアイコン

     おっと、インストールの前に憶えておくと便利なTipsを記述する。次の図を見て欲しい。

    Eee PC S101 Ubuntu 8.10 初期 起動画面 Tips
    [クリックで拡大]

     これはUbuntuに限った事ではなく、Windowsでも同じであるが案外知らない人が多いと思う。画面の上段のメニューバー、下段のタスクトレーは実はマウスでつまんで移動することができる。この図はグイと両脇に動かしたものだ。
     Eee PCに限らずNetBookは液晶が狭いので、この僅かなバーの幅で操作性がかわることがある。憶えておくと良いだろう。

     さあ、インストールの開始だ。上のアイコンをダブルクリックする。インストールが始まる。


     起動すると最初は英語の画面がでてくるので注意。これはJapan(日本)を選べばすぐに日本語画面に切り替わる。

    Eee PC S101 Ubuntu 8.10 初期 起動画面 A1
    [クリックで拡大]

     右脇の下のほうにJapan(日本)があるので選択して欲しい。

    Eee PC S101 Ubuntu 8.10 初期 起動画面 A2
    [クリックで拡大]

     選択するとこのように日本語になる。以後はほとんど日本語なのでストレスはない。

    Ubuntu インストール画面 設定5
    [クリックで拡大]

     ここではキーボードセットを選択する。

    Ubuntu インストール画面 設定6
    [クリックで拡大]

     次に使用する都市を指定する。筆者はTokyo(東京)を選択した。

    Ubuntu インストール画面 設定7
    [クリックで拡大]

     ここで、インストールするディスクを指定する。UbuntuはLinuxOSなので表記がWindowsとは異なるので気をつけて欲しい。
    概ね図のようになる。

     ディスクの名前は各PC毎に異なるから注意して欲しい。
    だいたい、次のような規則である。

    ■SCSI1(0,0,0)(sda) <-- 最初に認識するディスク。通常WinのCドラ。
    ■SCSI3(0,0,0)(sdb) <-- Eee PCの場合は、内蔵SDHCのようである。
    ■SCSI4(0,0,0)(sdd) <-- 外付けのUSB/SDHC。

     SCSI2は欠番のようである。たぶん、CDメディアのための予約かあるいは、DOS/VのディスクはIDE仕様で、マスターとスレーブ2つ接続できるようになっている。SCSI1(0,0,0)(sda)に対応するペアのスレーブは特殊なので欠番にしているのかもしれない。

    ※うんちく1.
     SCSIはIDE仕様が出現する前の古い仕様である。UbuntuはSCSIで番号を振っているのでSCSIで一元管理しているように見える。あるいは、これは、Eee PCの内部仕様なのかもしれない。

    ※うんちく2.
     SCSI1(0,0,0)(sda)の、sdaはLinux固有の表記だ。Linuxはデバイスをしばしa,b,c,,,とアルファベットで並べる。このsdaというのがUbuntuにおけるディスクの装置名である。。。ちなみに、sdaのsはSCSIのsである。IDE認識するディスクの場合はhda,b,c,,,となるわけだ。

     今回は、USB/SDHC丸ごとUbuntu用とするのでこの選択をした。もし、パーテーションを割り、例えば16GBのUSBのうち、4GBをUbuntu、残りをWindows用としたい場合には一番した手動のボタンを押せば良い。。。ただし、これはLinuxに慣れていないと上手にできないので普通の人にはお勧めしない。

    Ubuntu インストール画面 設定8
    [クリックで拡大]

     次ぎの画面でこのように確認が出てくる。
    ここでは、IDとパスワードなど適当に設定して欲しい。
    詳細図に書いたとおりある。

    Ubuntu インストール画面 設定9
    [クリックで拡大]

    ここにずっこい落とし穴がいるので注意して欲しい。
     必ず、図の拡張ボタンをクリックして欲しい。
     これはUbuntuのインストーラの設計ミスではないかと思うのだが、、、あるいはUSBに入れる時に問題となる個別の注意事項なのかもしれない。

    Ubuntu インストール画面 設定10
    [クリックで拡大]

     ここで、図を選択して欲しい。項目をマウス選択し右ボタンだ。
    今回はインストール先がsdcになっているのでsdcを選んで欲しい。

    ※うんちく1.
     内蔵SDHCリーダを指定するときは、sdbと睨んでいる。確認しているわけではないので注意。。。まあ、何度か内蔵SDHCリーダにはインストールしているのだが憶えていない(´・ω・`)。

    ※うんちく2.
     sdc,sdc1,,,と同じsdcでも番号付きと無しがある。これはこういう命名規則だ。
    sdc: その装置全体を示す。
    sdc1: sdcの中に切った第一パーテーション。
    sdc2: sdcの中に切った第二パーテーション。

    Ubuntu インストール画面 設定11
    [クリックで拡大]

     このように、明示的に指定してあることを確認する。
    筆者は最初32GバイトのUSBにすかっと一発でインストール成功した。2回目にSDHC16Gバイトにインストールしたら全然うまくいかない。。。あれこれ、考えてこの拡張の設定をしたかしなかったかでこの問題を発見した。

     筆者は、手癖で初回は比較的試行錯誤し、あれこれウォッチングして2回目以降は不要な手順を削除して絞り込むという作業をする。最初に一発でうまく行ったのは、この手癖のせいであり、二回目以降うまくいかなかったのは普通にやったせいだろうと思っている。

    Ubuntu インストール画面 設定12
    [クリックで拡大]

     すると、この進捗画面がでる。
     後は気長に1時間程待てば良い。手持ちの32GバイトのUSBは結構遅いメディアであった。。。

     インストールが終わったら、再起動し、今回作ったUSBから起動できるはずだ。

     起動時、、、文字画面でUbuntuをどのモードで起動するか聞いてくるところで少しまごつくと思うが、、、一番上の設定で良い。

     さて、次回はおせおせでCドライブの丸ごとバックアップを紹介できると思う。。。実は、このレポートを書いている最中、ラボのS101のSSD16GバイトCドライブを、内蔵SDHC16Gバイトにベタコピーを掛けているのである。

     ベタであるから、、、まったく同じ内容のディスクをSDHCに構築している。

     理屈の上ではこのSDHCはWindowsのシステム、ブート丸ごと持っているので起動可能なSDHCとなる。

     もちろん、これはメディアのバックアップのためである。決して起動可能なSDHCを作るためではない。。。Windowsは確かインストール時にHDD以外へのインストールを禁止していたと記憶する。ライセンス項目遵守として許されるのはバックアップが目的のい場合のみと思われる事を付記する。

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    • 2009/03/07 7:28 AM

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