プチフリ現象の追跡と対策 2.「PFM」の開発と公開

0
    プチフリ 測定ソフト 問題 を 解決 するために
     前回作ったプチフリの測定ソフトを少し整理してUpする。
    プチフリを気にする人はダウンロードすると良いだろう。
     本ソフトの使い方と、ASUS Eee PC 4G-X、701SD-X、901での測定結果をレポートする。
    PFM プチフリを測定する

     PFM(Petit Freeze Mater)をダウンロードするとこのプログラムが入っている。

     PFMは必ず測定したいSSDディスクの上に保存して欲しい。フォルダはどこでも良い。。。もし読者が「f2dユーティリティ」の利用者であれば絶対にデスクトップに保存してはいけない。もし、「f2dユーティリティ」をかけていれば、デスクトップは通常はSDHCカードで関係ないディスクを測定することになるからだ。。。それも低速のディスクをである。

    PFM 操作画面 至って簡単だ これでプチフリを統計的に測定できる
    [クリックで拡大]

     PMFを起動するとこの画面がでる。

    ■書き込みのみ測定
     このスイッチは通常はオフにする。
    オンにすると読み込みテストをしない。
     プチフリは通常は読み込みと書き込みを同時に行うと発生するからだ。
     このスイッチは、プチフリがもし起きずに書き込みだけを行った時の性能を知るためのものだ。

    ■アクセス単位
     これは、読み書きをする単位を指定する。通常は4096で良いだろう。もしも単位を変えればプチフリ現象は変化するだろうかと思い実装した経緯がある。実際には変化はなかった。

            ***

    プチフリの測定結果

     PFMを実行するとこの3つのファイルが出来る。
    それぞれテキスト形式なのでメモ帳で読む事ができる。
     では早速、Eee PC 4G-Xでの測定結果を見てみよう。
     「WriteRead_time.txt」(.txtはWindowsの設定によっては表示しないので注意)を読む。

    ■WriteRead_time.txt
    Eee PC 4G-Xの場合

    テスト所要時間 111703 ms
    --- ms, Read回数, Write回数 ---
    1,45481,43426
    16,2421,2395
    17,4036,3995
    32,19,19
    33,3,4
    47,4,4
    48,13,12
    63,23,26
    64,35,36
    79,72,75
    80,7,7
    95,0,1
    111,1,0
    142,1,0
    157,2,0

     4G-Xはやはり名機だと言える。プチフリは起きていない。
    鉄壁という印象がある。この数字はHDDとそう変わらない。アクセスタイムが200ms以上のアクセスがなければプチフリはないと見て良いだろう。

     表の見方は、次のようなものだ。

    [アクセス秒数], [この秒数で完了したRead回数], [この秒数で完了したWrite回数]


    Eee PC 701SD-Xの場合
     以後続いて各モデルの測定結果を見ていこう。

    --- ms, Read回数, Write回数 ---
    1,40022,40015
    16,3707,3709
    17,6163,6166
    32,2,2
    33,2,1
    48,1,2
    63,3,2
    64,2,2
    80,2,2
    94,1,1
    110,2,3
    111,1,1
    126,1,1
    142,5,5
    157,2,3
    173,3,2
    188,2,2
    189,4,4
    204,14,15
    205,1,1
    219,5,6
    220,22,23
    235,7,6
    236,4,3
    251,15,17
    266,1,0
    267,3,3
    329,1,0
    345,0,1
    360,1,0
    361,1,1
    439,0,1
    626,1,0

     701SD-Xはぼちぼちプチフリが起きていると言えるだろう。
    この機種は200ms代に溜まりが出来ているのが判る。50000回の書き込みアクセスのうち1回しか発生していないが626ms約0.6秒という遅い書き込みが発生している。

    Eee PC 901初代の場合

    テスト所要時間 122578 ms
    --- ms, Read回数, Write回数 ---
    1,45193,43147
    16,2483,2456
    17,4131,4087
    32,14,15
    33,5,5
    47,8,8
    48,41,39
    63,48,49
    64,52,56
    79,114,116
    80,15,15
    95,5,6
    111,1,0
    142,2,1
    220,1,0

     901初代もプチフリは起きていないと言える。4G-Xと共通しているのはどちらもSLC型SSDを搭載していることだ。

     ついでに、901初代のDドライブに対しても測定してみた。
    このDドライブは701SD-Xと同型だ。

    テスト所要時間 179625 ms
    --- ms, Read回数, Write回数 ---
    1,41044,38944
    16,4138,4116
    17,6900,6865
    32,25,21
    33,9,8
    48,2,0
    64,1,0
    79,17,10
    80,1,2
    94,1,3
    95,4,4
    110,0,1
    141,2,1
    142,2,4
    157,0,2
    158,1,0
    172,1,1
    173,0,1
    188,1,1
    219,1,1
    220,3,6
    235,4,4
    236,0,1
    282,1,1
    283,0,1
    298,4,2
    314,1,0
    455,1,0

     微妙に起きているが701SD-Xほど顕著ではない。理由は、701の場合はCドライブでありWindowsと共用しているため負担が高いためだと思われる。

    Eee PC S101の場合
     これは前回レポートしているのだが、再度測定しなおしてUpする。

    テスト所要時間 184985 ms
    --- ms, Read回数, Write回数 ---
    1,43014,43019
    16,2569,2567
    17,4285,4282
    32,6,5
    33,2,2
    47,1,2
    48,1,1
    63,1,1
    204,1,0
    220,0,1
    610,1,1
    626,60,63
    641,19,16
    642,32,32
    658,1,1
    829,4,2
    830,1,1
    844,1,3
    845,1,1

     残念だがS101で一番プチフリ現象が起きている。
     600ms代に溜まりが出来ているのが判る。

     ざっと1〜2%の割合でプチフリが起きていると言えるだろう。

    ■write_time.txt/read_time.txtについて
     このファイルは一回のアクセス毎の所要時間をテキスト形式で保存している。

    --- Write Log ms ---
    17
    79
    79
    1
    1
    79
    1
    17
    1
    1
    1
    1
    79
    1
    1
    1
    1
    1
    1
    ----------------------------------

     アクセス毎の計測時間を計り改行。これの繰り返しで延々繰り返す。プチフリがどのようなタイミングで起きているのかを見れる。

     測定開始当初は多少もたついているが、、、1msのアクセスが7回続き、16〜17msのアクセスが1回起きる。これのサイクルが延々続く事を観測できた。時おり600msとかドカンとプチフリが起きる。

     どうもプチフリが起きると言われるSSDコントローラであるJMicron社のJMF602チップは、内部で32Kバイトのバッファを持っているように見える。。。PFMは通常は4Kバイトでアクセスするからこれの8回分つまり32Kバイトに壁があるように見える。

        ***
          ***

     ふうむ。。。PFMの結果、4G-X,901初代の圧倒的優勢という結果が出た。これはそのままSLC型とMLC型の特性なのだろう。

    プチフリ 測定ソフト
    -->ダウンロード

    Windows 高速化 プチフリバスター
    --->
    Eee PC高速化・SDHCのHDD化 プチフリバスター製品紹介ページ
    ※f2dはバージョンアップしてプチフリバスターに統合されました。

    コメント
    コメントする








       
    この記事のトラックバックURL
    トラックバック

    SSDの高速化ツール Eee PC SDHC HDD 化 フリーウェア プチフリ 退治 解決 根絶に、現象測定ツール USB/SDHCカードブートにより簡単バックアップ フリーウェア USBメモリ、CFなどの不良検出ソフト FeliCa で ログオン フリーウェア USBウィルス対策ソフト フリーウェア 無限乱数式暗号フリーウェア USB ブート 簡単メモリチェック

    TEST1

    USB ブート 簡単メモリチェック

    selected entries

    categories

    archives

    recent comment

    • PBTM v0.1・起動USBによるEee PC・ネットブックのお手軽バックアップシステムを作る
      USBブート拡散部
    • WindowsXPの自動デフラグ機能について
       
    • ASUS Eee PC 701 SD-X日本語版の分解・オーバービューその2
      小林
    • 工人舎PM PM1WX16SA レビュー カスタマイズ 高速化
      meme
    • ★暗号化 Eee Storage/YoStoreの120%活用法
    • ★暗号化 Eee Storage/YoStoreの120%活用法
      ひろちゃん
    • f2dによるEee PC 901・4G-XのCドライブにSDHCを連結して容量を増大させる拡張 Part3.
      nick
    • f2dによるEee PC 901・4G-XのCドライブにSDHCを連結して容量を増大させる拡張 Part3.
      NAO
    • PBTM v0.1・起動USBによるEee PC・ネットブックのお手軽バックアップシステムを作る
      KyonKyon
    • PBTM v0.1・起動USBによるEee PC・ネットブックのお手軽バックアップシステムを作る
      kouichi

    recent trackback

    links

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM