【プチフリーズ対策・SSD,キャッシュで高速化】PFB 0.9の新機能

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0.9より、「自動設定」というボタンを新設した。このボタンを押すと次の画面が出現する。ユーザは、用途に応じてどれか一つボタンを押せば良いようになっている。

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0.9は全自動で各パラメータを設定する。
ラボとしてお勧めするのは、ライト設定かミドル設定のいづれかだ。
ベンチマークではPCの信頼性、安定性というものは見えない。速いか遅いかしか計測しないからだ。
■ライト設定
PCの空きメモリを自動計算して、空きメモリの10%を目安にバッファを割り振るモードだ。
メモリは動的管理方式を採用している。ディスクライトが発生した時にメモリを確保し、SSDへの書き込みが終わればメモリを開放する。エコノミーなモードだ。
■ミドル設定
ライト設定と基本は同じである。違いはバッファの割り振りを20%と大きめに振っている事である。
■ヘビー設定
他の設定と異なり、このモードは一度メモリを確保したらPC終了まで開放しない。メモリ確保は動的確保方式を採用している。ライトが発生しなければメモリを確保しない。ただし、一度ライトが発生すると必要量メモリを確保し、握り続ける。ここが異なる。
もちろん限界設定は設けてある。自動設定の段階で空きメモリの20%を計算している。20%以上はメモリを確保しない配慮をしている。
***
大多数の人は、この3つのボタンのどれかを選択すれば良いだろう。。。

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最後にRAMディスクモードを説明しておく。
上の図の項目がそうだ。これを選ぶとライトバッファを一度確保するとPC終了まで握るようになる。
良く考えると理解できるが、RAMディスクとメモリバッファは本質的には同じものだ。メモリの確保の仕方、開放の仕方が異なる。RAMディスクは蓄積専門である。メモリバッファはディスクへ書き込むデータの一時格納を目的としている。
0.9は、メモリバッファの開放を禁止するスイッチを設けRAMディスクとしてバッファが機能する動作方法を提供している。

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- 2009.06.20 Saturday
- プチフリ
- 17:48
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- by kyonkyon84
期待を込めて、想定外のSSDかもしれませんが、ThinkPad X40(1.25GB)で1.8型SSD
(OCZSSDPATA1-64G18)にXP Proで試行中です。(逆に、EeePC900xはほとんど
プチフリを感じず入れていませんが)
ライト、ミドル設定どちらもプチフリも無く、動作のキビキビ感も増しOKですが、
起動時間(電源ONから起動完)が、適用しないときの2〜2.5倍(1分30秒→3分〜4分)
に延びます。パラメータを色々触ってみたのですが思わしくありません。
(スタートアップアプリとのコンフリクトもあるかもしれませんが?)
又、ヘビーだと、2分30秒程度にはなるのですが、上記の環境では、逆にプチフリ
症状が再発します。
コントローラ依存もあるかとは思いますが、心当たりがございましたら
是非ご助言を頂きたくよろしくお願いします。